夫婦で訪れる旅に、あえて賑やかな観光地ではなく、静かに湯に浸かり、地元の旬を味わう時間を。静岡県東伊豆にある稲取温泉は、そんな「何もしない贅沢」を叶えてくれる場所です。
ただ、宿によって「豪華な設備で楽しむ派」なのか「気兼ねない価格で気軽に泊まりたい派」なのか、向き不向きがあるのも正直なところ。
そこで今回は、夫婦の好みに合わせて選べる、稲取エリアの定評ある宿をピックアップしました。
失敗しない稲取の宿選びとプランの基準
稲取エリアで夫婦が心地よく過ごすためには、まず「お風呂の優先順位」と「食事のこだわり」を明確にすることをおすすめします。
自家源泉を持つ宿であれば、湯量も豊富で、保温性の高い塩化物泉などの効能も期待できます。また、金目鯛などの地元の魚介類をどう楽しみたいかによって、会席料理かビュッフェ形式かを選ぶのが正解です。
まずは、今回ご紹介する宿の概要を比較表にまとめました。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 料金目安 |
|---|---|---|---|---|
| 稲取銀水荘 | ナトリウム・カルシウム塩化物泉 | 会席料理 | 展望露天風呂あり | 23,100円〜 |
| 伊東園ホテル 稲取 | ナトリウム塩化物泉 | 定番メニュー | 家族風呂あり | 6,248円〜 |
| 熱川ハイツ | ナトリウム塩化物泉 | 定番メニュー | 露天風呂付客室あり | 6,798円〜 |
| 竜宮の使い | ナトリウム塩化物泉 | 個別料理・ビュッフェ | 全室オーシャンビュー | 9,405円〜 |
※2026年10月12日時点・2名1室の目安
夫婦の時間を豊かにするおすすめの宿
絶景の展望露天と金目鯛に酔いしれる「稲取銀水荘」

記念日の旅行や、自分へのご褒美に選びたいのが 稲取銀水荘 です。ここはとにかく「湯」と「食」の水準が高く、大人の夫婦が心から満たされるしつらえが整っています。
身体の芯から温まる自家源泉の贅沢
公式サイトの案内では、湯量豊富な自家源泉を使用しており、心も身体も癒されるとされています。弱アルカリ性の塩化物泉で保温性が高く、湯上がりのポカポカ感が長く続くのが特徴です。特に大浴場に併設されたオーシャンビューの展望露天風呂は格別。時間帯によって表情を変える絶景を眺めながら、旅の疲れをゆっくりと解きほぐしてくれます。♨️
職人のこだわりが光る「銀水の味」
食事では、稲取ならではの磯料理を会席仕立てで堪能できます。特に金目鯛の煮付けは、本来の美味しさを引き出すためにあえてあっさりとした味付けに仕上げているとのこと。公式サイトによれば、日々継ぎ足すことでバランスのいい煮汁に仕上げており、旬の時期以外でも美味しく召し上がれるそうです。器などの演出にもこだわり、目でも味わう時間が流れます。
朝食の評価は4.63と非常に高く、一日の始まりを最高の気分で迎えられるでしょう。
全室オーシャンビューで海に抱かれる「自家源泉の宿 竜宮の使い」

「部屋にいても海を感じていたい」という夫婦には、自家源泉の宿 竜宮の使い が最適です。海岸沿いの温泉街の最奥に位置し、全客室から伊豆七島を含む大海原を眺められる贅沢な立地です。
畳の心地よさとベッドの快適さを両立
客室はベッドルームでありながら、畳の柔らかさも感じられる造りになっています。窓を開ければすぐに海が広がっており、波の音を BGM にのんびりと過ごせます。
海の幸を存分に味わう食事
食事は伊豆の海の幸を使用した前菜・お造り・焼き物が個別にご用意されます。また、自社農園で採れた新鮮な野菜を堪能できる朝食ビュッフェも人気。朝食の評価は3.85と安定しており、心身ともにリフレッシュできるはずです。
スタッフは多国籍ながら、日本のおもてなしの心を大切にしている点も好印象です。
気兼ねない価格で温泉を満喫する「伊東園ホテル 稲取」

豪華さよりも、気取らずに温泉をたくさん楽しみたいという時には 伊東園ホテル 稲取 が選択肢に入ります。
ナトリウム塩化物泉の湯を心ゆくまで堪能でき、家族風呂も完備されているため、夫婦二人きりの時間を確保したいときにも便利です。最安値目安が6,248円からと非常にリーズナブルに設定されています。
サービス評価は3.73。寄せられている口コミには「価格以上の満足感」という記述もあり、スタッフの温かい対応に触れられる宿と言えます。
露天風呂付き客室の選択肢がある「熱川ハイツ(伊東園ホテルズ)」

少しエリアをずらした熱川温泉に位置する 熱川ハイツ(伊東園ホテルズ) も、コストパフォーマンスを重視する夫婦に向いています。
こちらの宿の大きな魅力は、露天風呂付客室が用意されている点です。大浴場まで行くのが億劫なときや、よりプライベートな空間でゆっくりしたいときに重宝します。
お風呂の評価は4.2と高く、ナトリウム塩化物泉の効能を十分に堪能できるでしょう。ただし、建物が横に広く移動距離がある点には注意が必要かもしれません。
稲取エリアでの快適な移動と予約のポイント
稲取温泉へのアクセスは、特急「踊子号」で伊豆稲取駅まで行き、そこから送迎バスを利用するのが一般的です。
多くの宿が送迎サービスを提供していますが、時間は決まっていることが多いため、事前に確認しておくことをおすすめします。特に「稲取銀水荘」などは送迎バスの時間が限定されており、スムーズなチェックインには事前の調律が欠かせません。
また、2026年のトレンドとしては、シニア層向けのアップグレードプランや、季節ごとのイベント(雛のつるし飾りなど)に合わせた滞在が人気です。
まとめー夫婦の心地よい距離感で選ぶ宿
稲取での夫婦旅を成功させる鍵は、「何を一番の目的にするか」です。
- 究極の贅沢と絶景、金目鯛の美食を堪能したいなら「稲取銀水荘」
- 全室オーシャンビューの開放感と、自家源泉に浸りたいなら「竜宮の使い」
- 気兼ねなく、予算を抑えつつ温泉三昧したいなら「伊東園ホテル 稲取」や「熱川ハイツ」
どの宿も、それぞれに異なる魅力があります。
大切な人と一緒に、波の音を聞きながら温かい湯に浸かる。そんな静かな時間が、きっと明日への活力になるはずです。🌿
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